対象となる人
- 書店で本を探すときにどれを購入したらよいか悩む方
- 本選びで失敗したくない方
読むと変わる事
- 自分にあった本が分かるようになる
- 買うだけ買って結局読まなかった、が少なくなる。
良質な本の見つけ方:自分の学習段階を理解する
こんにちは、もっちーです
今回は本屋さんでの良質な本の見つけ方について解説していきたいと思います
前提としてここでいう本とは小説などの本などではなく、学習本のことです
さて、皆さんがいざ学習を始めようとした時多くの方は書店に足を運び本の選定をすることと思います
しかし書店にはとても多くの種類の本が並んでいて、どれから手を付けていいのか迷う方も多いのでしょうか?
本屋に来たのは良いんだけど、
種類が多すぎてどれを基に勉強を進めればいいのやら…
ある本は自分にとって難しすぎたり、易しすぎたり、ページ数が多すぎて読み切れるか不安だったり
こんな悩みに対して週に一度は必ず書店に足を運び
良質な本を探し求めている私なりの回答をしていきたいと思います
この記事は過去の記事の補足内容となっています
この記事を読むと参考書をどう勉強に取り入れたらよいかが分かります
(ただし読まなくても本の選び方についてはマスターできます)
勉強において本選びはとても大切な工程のひとつです
入門書にせよ、演習書にせよ書かれている内容に基づいて自分の学習を
進めていくことになるのでかなりの時間を選んだ書籍と共にすることになります
これを理解せずに何となくで本を選んでしまう人が多いです
買ったはいいけど、自分に合わずに結局全く手を付けていない本あなたの家に眠っていませんか?
本選びで今後の勉強の方針が大きく決まることは分かった、ではどう本を選ぶのか?
そんな人に向けてまずは2つの良質について話していきたいと思います
良質な本は多くの人が一種類だと思っています
いい本というのはどの人に対してもいい本である
という考え方です
どういう意味かは読み進めるにつれて分かるようになります
勘の鋭い人は気づいたかもしれませんが、実は良質な本というのは二種類あります
その分類の基準はあなたの現段階の学習レベルです
二種類の良質な本
- 初学者にとって良質な本
- 中、上級者にとって良質な本
気を付けてください
ここで初学者が中、上級者向けの本をいきなり選ぶことで挫折してしまう人がとても多いです
おそらく難しい内容が書かれてる本を見て
こんな難しいことが出来るようになりたいと憧れを抱いたり
入門書を見たときにこれなら自分でもできるから見なくていいやと思う人が多いのだと思います
背伸びをせずに、身の丈に合った本を選ぼう!
さてそれでは初学者向と中、上級者向けの本の見分け方についてこれから解説していきます。
初学者向けの本:キャラクターが出てくる本がおすすめ
最初に初心者向けの本について特徴を述べます。
初心者向けの本
・本の厚さが薄い
・絵や図がふんだんに使われている
例
- キャラクターが出てくる本
- すぐわかる○○
- やさしく学ぶ○○など。
- ○○入門
これらが初学者向けの本です
新しい分野を学び始める時は上の特徴に合う本を選び学習を始めることを強くお勧めします
なぜなら
”勉強なんて難しくて自分には無理だ”という人ほど中・上級者向けの本を一冊目に選んでいる傾向があるからです
先ほども述べましたが、初心者向けの本を手に取った際
こんな簡単な内容なら見る必要はないやと思って中・上級者向けの本を選んでいるのだと思います
本当?
友達に今学習していることを
説明できるほど理解できているかな?
それではいつか挫折します
初学者向けの本を必ず一冊目に読むようにしましょう
初学者向けの本を選ぶコツ
初学者向けの本を選ぶ際のコツを紹介します
それはキャラクターが出てくる本を選ぶことです
この理由、かなり深いです
本というものはその性質上
口語で書かれることはなくほとんどが文語で記述してあります
文語だと、どうしても硬い表現になってしまいます
しかしキャラクターを使えば口語で説明することが可能になるのです
このサイトも吹き出しを多用して、分かりやすいように書いているよ!
分かりやすい説明という観点からは
文語より口語の方がかみ砕いた表現で解説することが出来るので初学者には向いているのです。
中・上級者向けの本:狭く深く学びたい人向け
次に中上級者向けの本について解説していきます
中・上級者向けの本
・ページ数が多く分厚い本が多い
・ページの中に文字が多く羅列されている
例
- 本格的に学ぶ○○
- ○○論 (ex 新・証券投資論)
- ○○講義 (ex 財務会計講義)
中・上級者向けの本はより専門的な内容を知りたい人向けです
具体的には大学の授業で専門的に学ぼうとしている方や
職業柄、専門的な知識を知っていなければならない方です
もしあなたが広く浅く知識を身に付けたいと思っているならば中・上級者向けの本を買うことはおすすめしません
入門書だけでも、かなり多くの知識を学ぶことができるんだ
内容も初学者向けのものと比較し奥深く難解なものであるので
学ばなければいけない理由やモチベーションがある人でないと
まず挫折して読まないで本棚に放置される状況が続くでしょう
なので初めから買わないほうがいいです
やばい、この本買ったけど一回も開いてないや…!
選び方のコツについてなのですが、
中上級者向けの本は一概にどの本がいいのかを述べることは難しいです
しかし一つだけ外してはいけないポイントがあるので紹介していきます
中・上級者向けの本を選ぶコツ
本選びをする時に気を付けることは前書きと目次をしっかり見ることです
- 前書き
→著者が対象にしている読者のレベルが分かります
自分が対象とされているレベルに現段階で達しているのか確認する必要があります - 目次
→この本から何が学べるのかが一目で分かります
学びたい内容がその本を読むことで得られるのかを目次から確認しましょう
自分が学びたいもの、なりたい姿がそこにあれば本を購入しましょう
なければ他の本を探すべきです
というのも、私は目次を確認しないまま本を読み進めて
いざ読破してみたら自分の学びたい内容が少ししか触れられていなかった
という悲しいことがあったからです。その後本を買いなおしました
まとめ:初学者→中・上級者向けの本へ
今までの内容をまとめると、本の使い分け方としては
まずは初学者用の本で全体像をつかみ
その後中・上級者向けの本で肉づけをしていくのでした
建物を建てる時を例に出します
建築と勉強、どこに共通点があるのだろう?
↓以下建築の例
建築を行う前にまずはしっかり土台となる土地をしっかり整える必要があります
この土地の整備や必要な広さの確保を怠ってしまうと
上に建物を建てようとしても重さに耐えきれず土地が崩れたり
そもそも建てたい建物が土地に対して入りきらないなんてことが起こりえます
この土地の整備にあたるのが勉強でいう基礎力です
応用力はしっかりとした基礎の上に成り立つのです
ではしっかりした基礎はどう身に着けるのか?
それが初学者用向けの本なのです
初めはこんな簡単な本からでいいのか?と思うぐらいのレベルの本から初めて
その本を理解した上で次のステップに進むと無理なく学習進めることが出来ます
ゆっくりでいい、着実に力をつけていこう!
焦らずゆっくり基礎を積み重ねていきましょう
この基礎が応用を学ぼうとするあなたの大きな土台となることでしょう